ご依頼の企業様「会社概要」
同社は昭和60年代に創業で、業歴25年。
切削加工とプレス用金型の製造を自動化するためのソフトウェア・加工機械の開発、販売を手掛けてきました。
特に、ルーター(刃型)彫刻機の分野で他社の追随を許さない性能を持つ彫刻機械を取引先に提供し、技術レベルの高い納入先を多数持っています。
課題と背景
海外企業からの市場防衛と市場シェアの拡大が課題。
日本市場に参入してきた海外企業の競合製品に対抗するために、出力50Wのファイバレーザーマーカの金属深彫の特性を生かし、顧客の細かなニーズに対応できる高性能なファイバレーザー彫刻システムを試作開発。
競争力を強化し、経営革新を図る必要があり、海外企業から市場を防衛し、且つ、市場シェアを拡大していくことが課題でした。
補助金活用のテーマと課題の解決方法
補助金活用テーマ:「チタン印章用高出力ファイバレーザー彫刻システムの試作開発による競争力強化」
ものづくり補助金を活用し、ファイバーレーザーによるチタン高精度深彫技術の機械を購入することで課題解決へ。
①出力50Wファイバレーザーによる安定・効果的な出力とXYZテーブルの微調整可能な印章用固定治具を導入し、高精度・高品質・リードタイムの短縮化を実現
②アシストエアとして酸素を除去した空気(窒素ガス)を一定の条件で吹きつけることで、通常のファイバレーザー加工にはつきものの酸化による変色がない高品質の仕上がりを実現
新システム導入における効果
チタン高精度深彫技術により、生産性が向上。
①競争力強化の面:ファイバレーザーマーカ出力50Wを効果的に出させる制御ドライバの開発
②顧客のニーズへの対応の面:チタンへの切替需要に対応した安定的なチタン深彫技術の実現、操作性・環境性能・生産性の向上、ランニングコストの削減
引き合い先ニーズに対応した高精度・高品質の印鑑を製造できるようになったので、出荷量を拡大することができました。
ジャパンビジネスイノベーションでは、ものづくり補助金・事業再構築補助金申請に特化したサポートを行っています。
ZOOMとSNSを有効活用し、全国の中小企業様に対応し、非常に高い採択率でサポート!
これまで400社以上の申請サポートしてきた実績があります。
代表の安達隆久は、認定支援機関として中小企業診断士分野で、ものづくり補助金実績NO.1として登録されていますので安心してご依頼ください。